”NG0未来の子どもネットワーク”より

友人の笠井広子さん、三浦さんが活動されている”NG0未来の子どもネットワーク”の講座のお知らせです。


平成18年度茨城県家庭教育支援総合推進事業
9/16(土) 第1回思春期子育て講座 
講師:教育ジャーナリスト 青木 悦さん 
13:00〜16:00
「ホンネを言えない子どもたち」


この思春期講座は、主として思春期の子がいる親のための研修ですが、子どもがいる親だけでなく、子どもをサポートしたいおとなや子どもに関わるおとなが、「思春期のこどものこころ」を少しでも理解するための講座です。そして思春期の子どもの心と向き合って我が子だけ・・・じゃない社会全体で「子どもの命を守る」がしたい人の学びをします。

青木 悦(あおき えつ)
1946年生まれ。
「朝日中学生ウィークリー」「婦人民主新聞」記者を経て、教育ジャーナリスト。自ら子ども時代に父親の暴力で「親」を見失い「自信」を砕かれた体験をもつ。著書に『いま、子どもたちのいるところ』(東本願寺)『泣いていいんだよ』(けやき出版)『「子どものために」という前に』など多数。

著書『泣いていいんだよ』より
 母と子がセットになっていて、狭いつきあいの中で「煮詰まっていく」様子が見える。そしてこれは、何の事はない。子どもたちが小・中学校で(場合によっては高校・大学でも)やっている「いじめ」のつきあいとそっくりだ。「いじめ」をするグループの中で「ノー」と言ったら友だちじゃなくなる。学校で独りぼっちになるのは死よりこわいーそう語る子どもたちにいっぱい出会ってきた。
 そのことから見えることは、いま30代半ばの女性たちも、小・中学生らと同じ状況にあるということだ。独りで考え、独りで行動することができないし、何より、自分の意志を表明できない。意志を表明することで起きるトラブルを避け、自分の胸の中に感情を抑えこむと言える。この中で子どもへの虐待も起きている。公園の中で「ルールを守らない」2歳のわが子を、家でいつも殴ったという母親の訴えを聞いた。「2歳の子にどんなルールがあったというの?あなたが非難されたくなかったから殴ったのね」と言うと、33歳の女性は、しゃくりあげて泣いた。まるで子どものように。

会       場: 龍ヶ崎市 馴柴公民館(佐貫駅東口より、徒歩約6分)
対   象   者: おとな  保護者 子ども相談関係者 子ども活動サポート者  
そ   の   他: 資料代として500円  
お 申 し 込 み: 当日会場にて、直接申し込み受けつけ
主 催・問い合わせ: 特定非営利活動法人NG0未来の子どもネットワーク
       TEL 直接電話対応は金曜日の14時〜21時 0297-62-8932  
       FAX (TELと同じ) Email miranetto2000@yahoo.co.jp