最近の嬉しかったことあれこれ

+猫の刺繍
 見知らぬ名前の方から小包が届く。何だろう? 誰だろう? と思いつつ開けると、月を 背景にして猫の刺繍の額である。素晴らしいもので思わず見とれてしまったが、差出名に 覚えがない方なので、どうしようとオロオロ。住所を見ると、愛媛県の松山からだ。私は 愛媛出身で、夫の転勤で松山に六年間住んでいたことがあるから、その頃の知人かもしれ
 ない。とりあえず電話をしてみる。
 すると、松山を拠点に活動されている舞踊家一色真由美さんのお弟子さんということで ある。「しろじょうさんの八月は、私にとって忘れられない作品です。あの作品を書いて もらったお礼です。」と言われるではないか! とても感激してしまった。猫が我が家に たくさんになってしまった顛末を書いた小説である。テーマを絞れずに下手な作品である が、私が書きたかった思いや、やりきれなさや怒りや悲しみの不条理感を理解して下さっ た人がいたのだ、と胸がいっぱいになった。
 一色さんのお弟子さんと聞いて、(そういえば、このお名前、思い出してきた気がす   る。)と思った。多分何回かお会いしているはずだ。なおのこと、嬉しさの混じった温か い気持ちになる。

あれこれ書くはずだったが、眠くてダメだこりゃ。なにしろ、今朝は五時前に夫がもう冷めてしまっている昨夜の残り湯につかってしまい、大急ぎでお湯にして身体を温めるなどてんやわんやだったのだ。睡眠も二日間二時間のみが続き、昼間はまた、自分の名前も忘れる一瞬があったくらいなのである。今夜こそ、せめて五時間連続で眠らせて!・・・ありゃ、いつの間にかグチ日記になってしまった。