おめでとう! 千葉ロッテ!

すごい緊迫の試合をものにして、ロッテ優勝! ずうっと最下位をが続いていた頃から応援していた。ほんとは今年の春から、野球から離れていたのだけど、だんだんまた戻ってしまっていた。
父が長い間入退院を繰り返し息を引き取った病院の窓から、ロッテ球場が遠くに見えていた、ただそれだけの理由で応援することになったロッテ。ファンという意識とちょっと違っていた。野球の好きな父が、ロッテが優勝する日を生きて見たいと言っていた、その父に合わせていたという微妙な応援だった。鬼父で私は距離を取り続けていたのだが、野球の話の相手はよくしてあげた。気難しい顔が明るくなるのが救いのような気がしていた。
今日のロッテの優勝を父が見ることは叶わなかったが、ちょっと感傷的になった私は、さっき監督の胴上げが終わった後、父の遺影にお線香をあげて報告した。
思えば、今三十代になっている息子たちが子供だった31年前も応援していたのだった。息子たちが村田兆治投手(字はこれでよかったかな?)のファンだったからだ。
今夜は夫も落ち着いているし、ビールで独り乾杯するかな。