町内の高齢者の孤独死

お隣のおばあさんが、「また葬式だよ。」と朝私の顔をみたとたんに言われた。またというのは、三日前にも地区内でお葬式があったからだ。
「ホラ、○○店のこっち側の向かいの家。高齢者が死んでたんだと。」よくよく聞くと、80歳代の方が、家の中で亡くなっていたのだそうだ。
「民生委員の人は何してたの? 歩いても一分かかるかどうかの家でしょ。一人暮らしの病気の高齢者の家に、毎日顔出してもいいんじゃない?」
私は大分棘のある言い方をした。地区内の民生委員の方に、ちょっと腹蔵するものがあるのだ。(偏った噂好きの委員にかかったら、もう被害甚大! もっとも私も大分素っ気無いというかヘンクツに拒絶し過ぎですけどね。)ま、この話はこれで。