明日はクリスマスイヴ

だからどうということはないのだけど、いくつか雑感。

+瞑想 その後
青山圭秀さんの瞑想講座を受けて以後、一日に三回瞑想をしている。起床後と犬と森に入った時と就床時の三回だ。私が何を求めて瞑想を学ぼうとしたかというと、ただただ心の平安である。夫の介護というのは、実質的に大変といえば大変だが、そう気持ちを煩わせるものではない。気持ちが波立つのは、猫や犬を、私が拾うだろうという想定のもとに我が家の近くに捨てていかれることだ。この生活が二十数年に及び、疲労は我が精神の壁に岩石が張り付いたかのような頑強さで日々重くなっている。
私の言う疲労は、猫たちや犬たちの世話そのものによるものより、人間の身勝手さ、無責任さ、冷淡さに傷つき蝕まれてきたことから生じるものだ。いつ頃からか、もうぐだぐだグチっても仕方ない、と諦めもあってそれなりに達観してきたつもりだったのだが、瞑想をはじめて、思いもかけず、この二十数年間の孤独だった時間が、自分の生そのものは何の価値もなかったという絶望感のようなものをかきたてるのですね。今日もふと思うことは、こんな人生、終止符を打つか・・・ということで、そのために、周りを少しはきれいに整理整頓しておこうかとまでマジに思ったりした。
では、瞑想は失敗だったか、やめるか、というとそうは思わない。この焦燥感に苦しむのは必要なことなのだ、と割合毅然と思う部分も自覚する。というわけで、光明を信じて続けてみるつもり。

津波 一年
スマトラの大津波から一年になるのですね。報道番組で、親やきょうだいを失くした子供たちの姿を見た。テレビ画面に見えないもっと悲惨な子供たちの姿もあるのだろう。

+年賀状
年賀状を書かなくなって三年ぐらいになる。今年も書かないつもり。もう無理をする余力が本当になくなっている。・・・ちょっと情けない。

+サンタ
ここのところ、我が家の近くの森や、夫のディ施設に通う道筋で、捨てられたらしい子猫を何匹も見かける。マルとバンは捕まえられたので我が家の家族になったが、それ以外の子達は必死に逃げるのでそのままだ。その子達のことが気になって気になってどうしようもなく、毎日サンタさんをしている。夕闇がせまってくると、車でそこに行き、フードをおいておくのである。何箇所もある。殆ど病理だと自分で思うがいいんだ。冷淡な健康人より、病んだサンタで。

+瞑想 補足
瞑想をはじめると、きまってどうしようもなく眠くなる。やっぱ疲れてるんだよね・・・。