森の猫 町の猫たち

一昨日からの積雪で、昨日は、森や町の野良猫たちはどうしているかと気がかりな一日だった。

+森の子
”第二の森”と呼んでいる森の奥に、小さなドラム缶を置いて、その中にフードを毎朝運んでいるのだが、そこに、身体の背中の部分は鯖トラ模様で、腹部の方は白く、尾っぽは途中で曲がっている猫の姿を確認した。この子は、生後二三ヶ月だろう時に森で保護し、うちの猫になったマルのきょうだいに違いないと思っている子だ。マルを保護した後に見つけ、この子もうちに連れて行こうと何度も試みているのだが捕まらないで、そのまま森で大きくなっている子である。
身体はしっかりと大きく、目の光もある子だからこのまま大丈夫だろう。成長したら何とか不妊手術だけは施しておこうと思っている。(つかまえられるかなぁ・・・。)
雪の日はどこにいるのだろう。どこかの家の物置にでももぐりこんでいるのだろうか。我が家の物置は、どの子が来てもいいように、窓を猫が入れるように開けておき、中には毎日取り替えているホッカロンを入れた布団や毛布、ハッポースチロールの寝箱など用意してある。勿論、水もフードもかかさない。
みんなが仲良く寝場所にしてくれれば嬉しいのだが、どうも大黒が一匹締めしている様子である。
などなどはさておき、森の子の一匹は無事を確認してほっとする。物置の主になってる大黒も大丈夫そうだ。姿は見ていないが、フードが大分減っている。
第一の森の子はまだ見ていない。ここは犬小屋をおいて、その中にフードを入れている。ドラム缶や犬小屋の中にフードを入れておくのは、フードをきれいな状態にしておきたいことと、カラスにとられないためである。フードを地面においておくと、カラスがみんな食べてしまうのである。
第三の森には、秋に捨てられたらしい黒い子猫を見つけ、やはり逃げるので捕まえることが出来ず、そこにフードを運ぶようになったのだが、その黒猫はまだ確認していない。だが、もう大分大きくなっているし、がっしりとして強そうな子であるし、その森の近くには農家の物置が何軒もあるから、寝場所もあるだろうと安心している。

+町の子
私が一番気にしていたのは、町の子である。町の二箇所にフードを置きに行っているが、一昨日は雪が深くて車が出せず行けなかった。昨日、道は凍っていたがどうしても気になり、夕方そろそろとフードを運びに行った。すると、いたいた! 二匹の子が待っていたように現れて、二匹で、いかにも「餌、きたぜぃ!」というように身体を摺り寄せ合い、それからムショムショと食べていた。それを確認しながら、そのままひのみやぐら横のわんちゃんのところに回り、家に帰る。

いつもいつもみんなが無事でありますように。そうでさえあれば、私は幸せ!