お金は大事だよ〜♪

私が尊敬しているある素敵な友人のブログに、こんなことが書いてあった。


GDPやGNPが向上したら、
幸せになれると思っていた時代もあったろう。
現在、日本のGNPは、世界第2位らしい。
それで日本は世界第2位の幸せな国になったろうか。

その答えはそれぞれにお任せするとして、
「GNH」って聞いたことがありますかな。
日本語にするなら、「国民幸福度」。
それはブータンの国王が推奨する国民幸せにする指針。
いうならばアンチGDP、アンチGNPといったところでありましょう。

「人々が貧困を認識するのは、
生活に満足感を得られていないからである。
貧困状態を定義する満足度は
情報量の多さに反比例する。
なぜなら、情報量の多さは
人の欲望を刺激するからである。」
ブータンの王さまは考える。


私はこれを拝見してとても楽しい気持ちになった。心から共感するからだ。そして、これを書かれた方は、プータンの王様に共感される生き方をされている。
だから私は、この言葉に心を開いて拝見した。


それなのに、なぜか、楽しい気分の隙間に不安感があらわれるんですよね。(くれぐれもいいますが、書いた人と、この言葉に、不安なのではありません。)


私など、昔は結構それなりの暮らしができていて、自分で言うのも何ですが、正義感が強くて人には親切だったりしたので、お金持ちのいい暮らしの人たちからも、お金はないけど心は錦の人たちからも受け入れられていた。
でも、捨て猫や捨て犬にイジョーに心を寄せる生活をするものだから、だんだん酷いビンボーになってしまった。捨てる人の身勝手が過ぎるし、誰も本当のことを理解しようとしないものだから、それらに傷つき、孤独になり、だんだん性格がねじくれてきてしまった。
そうすると、確かに、お金や地位やいい暮らしぶりに価値を持っている人たちから見下されるようになったかな。
でもね、見下してくるのは、”心”をとなえる人たちも、ってことも実感するんですよね。


ここなんですよ、ここ。人間て、お金があるか、お金が好きか、あるいは、お金を投げ捨てて心を重視するか、なんてことの言葉を唱えるところに寄っている分には、何も、変わらないんですよね。同じ強欲もんってことなのよ。・・・それを知らない人が、物質主義を批判し、心が大事と唱えたって、社会はなんら”豊か”にはならない。・・・・・・この不安。


人間の不自由さは、お金に寄るところにも、心に寄るところにも等しく在るのよ。自分の立ったところで、他を見下す、ことしか知らなかったらね。
その反対に、人間の豊かさ、自由は、お金を儲けることが好きな人にも在る。その人が己を知っていたら、ね。


私? 不自由の権化っす! ビンボーになり過ぎて。(爆)ま、いいんですけどね、それで。


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Dさん、ほんとはDさんのブログにコメントしたかったのですが、そうすると、Dさんの記事にコメントしている人への反論や皮肉のようにとれそうなのでやめました。
このような形にしてすみません。


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