彩香ちゃんをなぜ救えなかったか

今テレ朝で、この特集やっている。私は今日は東京まで行かなくてはならないのでゆっくり書けないが、彩香ちゃんを救えなかったか、ということはずうっと心にある。鈴香容疑者の心の奥がどうであったかたは別にして言うと、既に報道にあるような状態、状況が出来上がってしまっている場合、他人がその中に入り込んで中の誰か(彩香ちゃん)を救い出すことは本当に本当に出来ることではない。
そういう意味で、学校の先生や民生委員の責任を問うというのは、それこそ問う方が何もわかっちゃいないノーテンキ者と言われて仕方のないことだろう。
まさに、鬼の手のひらに乗せられている小鳥を救い出すことは至難ということだ。うっかり手を出せば、その鬼はその場でその小鳥を食べてしまえる、ということなのだ。・・・そうなってしまった、のだ。


それらがわかっていてなおかつエラソーに率直に言う。
ただの傷ついた人間を、決定的に鬼にしあげてしまった何かがある、ということ。それほど現代の人間は冷たくむごくなっている。そして民生委員の人間としての内面的な質ということ。・・・私は不信しているものがある。
このことは帰ってから書きたいと思う。