警察庁パブリックコメント!!『遺失物の取扱いに関する意見の募集』

『日本にアニマルポリスを誕生させよう!』から、次のようなお知らせと呼びかけがありました。関心のある方、同意される方、どうぞ意見を出して下さい。

ーーーーーーアニポリからのお知らせと呼びかけ ここからーーーーーーーーーーー

警察庁パブリックコメント!!
 『遺失物の取扱いに関する意見の募集』について
 http://www.npa.go.jp/comment/
  ※締め切りは、11月25日(金)
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

もし「迷子になった犬かな?」という犬に出会って警察に届けた場合、その処遇はどうなるのかご存じですか?

あるいは、拾った「動物」を交番に届けたら? その運命は如何に????

実は、このような場合の処遇は、明治32年に制定された「遺失物法」という法律に基づいて行われています。警察に拾得物が届けられてから6か月は「保管」されることになっていますが、「動物」が届けられた場合は、そうではありません。アニポリサイトの中でも今まで交番に届けた方々の体験がしばしば寄せられておりますが、その運命は、様々です。
(※詳細は、ここでは長くなるので省きます)

ただいま、警察庁では、この「遺失物法」について、次のように意見の募集を行っています。

↓★☆↓★☆↓★☆↓★☆↓★☆↓★☆↓★☆
近年、経済の発展や社会情勢の変化に伴い、遺失物の数は、増大し、全国で年間1,000万点を超えています。また、携帯電話や珍しいペットなど新しい種類の遺失物も出現しています。

警察庁では、遺失物を取り巻くこうした社会・経済情勢の変化を踏まえ、国民の方々にとって利便性が高く、事業者の方々にとっても過度の負担とならない、時代の要、、請にあった遺失物取扱システムやその運用のあり方について検討するためこのたび民間有識者による「遺失物行政研究会」を設置しました。

「遺失物行政研究会」では、国民のみなさまの意見を幅広く頂いて、議論を深めていきたいと考えております。つきましては、次のあて先に遺失物の取扱いに関する御意見をお寄せください。
↑★☆↑★☆↑★☆↑★☆↑★☆↑★☆↑★☆

私たちにとって、この法律で関心を寄せる部分は、「遺失物・拾得物」として届けられた動物の処遇の在り方について、につきます。

この動物に関わる部分は、「狂犬病予防法」「動物愛護管理法」とも関わる問題ですし、照らし合わせて見ると、どうしても矛盾をはらんでおり、現場の方々も苦慮なさっておいでです。

そこで、より良い中身になるための見直しは大歓迎ですし、ぜひ皆様からも警察庁にご自身の意見を届けて欲しいのですが、私からは、1点、次のことをお願いしたいのです。

動物が拾われて交番に届けられる状況というのは、飼い主の管理不足・不注意の事故などによる「迷子」か「遺棄」という犯罪のどちらか、と言えます。

ですから、そのようなことを鑑みて、警察には「動物」が届けられた場合、「遺棄犯罪」ではないかどうかの徹底した捜査を行っていただきたいと思うのです。

動物愛護管理法」で動物の遺棄が犯罪と定められていてもそして、皆さん身を持ってご存じのように、多くの、それはそれは多くの「遺棄」があるのにも関わらず、「生命」を捨てた犯人が逮捕されるというニュースなどほとんど耳に入ってきません。「捨てた」犯人は処罰されることもなく、心ある方々が、心身共に削られる悲しい思いをし、そして最悪、拾われた「命」は殺処分されていきます。罪を負うべき人が、罪を負うこともなく・・・。

アニマルポリス誕生を願う私たちにとって、「遺棄犯罪」の徹底した取り締まりは悲願とも言えます。

ぜひ、動物が警察に届けられた場合は、「遺棄犯罪」ではないかどうかの捜査と、正式な調査報告の義務を負うようにしていただきたいと思います。

去年、全国の警察に「動物愛護法違反」の認知数・検挙数についてアンケートを取ったのですが、把握していないことがわかりました。つまり、その項目で統計をとっていないのです。意識すらしてないってことですね。
ですから、「遺失物法」という中身で「遺棄・虐待」に当たらないのか、という捜査をすべきという点は、ぜひ、要望し、愛護法違反への取り締まりへの意識を高めてほしいのです。

皆様の送られる意見の中に、加えて要望していただけますよう何とぞよろしくお願いいたしますm(__)m(アニポリ管理人)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■<<意見の送り先>>■メールアドレス→ tiiki-k@npa.go.jp

宛先:警察庁生活安全局地域課内遺失物行政研究会事務局 御中

タイトル:遺失物の取扱いに関する意見

<意見>
○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

ーーーーーーアニポリからのお知らせと呼びかけ ここまでーーーーーーーーーーー

私個人も、動物の『遺棄犯罪』を犯罪として調査、捜査が行われるべきと思っています。これまで、生き物の問題に関して、法律がありながら、それを守るべき側までが無関心、無知であったことに深く傷つき、失意、悲しみ、そして諦めを感じていました。この機に、実際に動物たちを守り続けてきた者の一人として、積極的な意見を出したいと思っています。同意される皆様にもぜひお願い致します。(マオ)