フィギァスケート トリノ選考会への疑問

オリンピック出場の結果にあれこれ言っては、選ばれた選手に失礼だという気がするのだが、一昨日決まったフィギァスケートの選考結果には、疑問を感じている人が多いようだ。
あちこちのブログをのぞいてもそうだし、台所で付けっぱなしにしているラジオからも、その意見が流れていた。その人は、スポーツ界のことに詳しい人のようで、「男性の方の選考もおかしい。選手の心を弄んではいけない。大人はちゃんとやって欲しい。」と言われていた。(え〜、弄ぶっていうほどひどい選考だったのか・・・。)と思って、なんだかがっかりしてしまった。
でも、選んだ人たちがどうでも、選ばれた選手には何の責任もないのだから、選手をバッシングするようなことはしたくないし、皆さんが清清しく力を出し切って悔いのない演技、競技をして欲しいと思う。

少し、話がずれるのだけど、運動会などで、順位を決めるのはよくないという考え方があり、徒競走を、みんなで手をつないでゴールする学校もあると聞くが、私はこの考え方は好きではない。何でも一番にならなければいけない、という思考となんら変わらない考え方に感じる。
でも、こうした発想がおこるのは、競技に対する価値観や位置づけの歪みに対する反発や抵抗があってのことかもしれない。今回のフィギァスケートの選考への疑問からそんなことを感じた。