告発の行方

国会議員の収賄の告発記事を書いたジャーナリストが殺害された。がこの時点では、記事は議員のありふれた身上記事のようなつまらないものだった。右京さんは、そのジャーナリストの著書を通して、彼が本来は正義感に裏打ちされた鋭い視点と思考を持つ人だと知っているので、記事に疑問を持つ。
ここから、右京さんの推理と、薫ちゃんの熱血捜査がはじまり、最終的には議員の秘書が逮捕され、本物の記事をつまらない身上記事と差し替えた編集長の愚俗性があらわになり、かつ議員の罪状が暴かれる。神保悟志、松橋豊、羽場祐一という実力と個性のある俳優たちの説得力ある演技もあって、全編面白かった。<ただ私は夫の介助を要することがあり、途中、それもちょうど重要な場面を観る事ができなくなり、ザンネンだったが。>
ところで、今日、ふと気づいたのだけど、元来は警察物はあまり好きにならない私が、”相棒”だけは別なのは、水谷豊、寺脇康文の役作りが完璧でそのことに魅せられているのだけど、二人の正義感が、上から見ているものではなく、人間の魂から出ている、これを表している確かさに心服している、ということらしい。
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話は変わるが、今日はなんともトホホな一日だった。まずPCが使えなくなってしまって途方にくれた。二日前に、迷惑メールの多さに嫌気がさして癇癪を起こしてしまい、そのアドレスを解約して、別のアドレスを使うようにしていたのだが、解約時間が過ぎたとたん、接続ができなくなったのである。私は接続の設定さえすればいいのだと、ノホホンとしていたが、フレッツに変更しなくてはいけないとわかり、しかも変更には数日を要するというのである。ギョギョギョギョ!そんなぁああ! 今日はメールで送らなくてはならないものもあって、ほんとに困ってしまった。
無知とはかくも恐ろしい! と癇癪を反省している暇はないので、どうしたらいいか考えて、結局、フレッツのアドレスを新しく取得して、やっと接続ができるようになった。が、トリノの開幕からの睡眠不足も影響して、疲れて疲れてどうしようもない日になった。相棒が終わった今、こうしてパソコン打ちながらコックリコックリしている。