相棒

名探偵登場

先週は夫も一緒に相棒を観た。この一緒に観る、ということが夫にとって悪くない感触があったので、今週も一緒に観ようと思い、就床の準備をしないでテレビの前にいたのであるが、夫はやたら気を散らして落ち着かない。そのことを私は、ドラマを観たいものだ…

殺人ワインセラー

水曜日の9時は「相棒」があるので、夫に9時前には就床してもらいたいという魂胆で早めに介助をはじめるのだけど、そうはとんやがおろさないのが、認知症。今夜も、「ぼくも観る!」と休もうとせず、始まると、「寝る!」と言い出すしまつ。 ということで、…

ツキナシ

直木賞作家の覗き趣味が殺人事件を目撃してしまったお話。シラを通していた川崎麻世扮するこの作家は、右京さん(水谷豊)と薫ちゃん(寺脇康文)の推理と追求についに屈するのであるが、この時、「のぞきで捕まるより、殺人犯になった方がいい。」と言うが…

悪魔への復讐殺人

前シリーズの『相棒』の中に、『密やかな連続殺人』『悪魔の囁き』と続いたドラマがあったが、昨夜の『悪魔への復讐殺人』はその続編。 『密やかな連続殺人』『悪魔の囁き』で起こった連続殺人の犯人は、清らかな目をしたいかにも心優しい爽やかな人間性に感…

せんみつ

千のうち三つしま本当のことを言わないヤツ、あいつは「せんみつだ」と言われている男(平田満)が、ある別荘地のある別荘に忍び込んでセキュリティ会社の警備員に見つかり逮捕された。が、何しろせんみつと呼ばれるぐらいの口の達者な男で、何を考えている…

犯人はスズキ

今回のドラマ、質のいい短編小説を読んだような後味である。 ある地域で、その地域の男性が撲殺されいるのを、やはり同じ地域のジョギング中の夫婦が見つけ大騒ぎになる。ちょうどその場に居合わせ花の里のたまきさん(郄樹沙耶)もびっくりして杉下右京(水…

スウィートホーム

出演:水谷豊 寺脇康文 鈴木砂羽 郄樹沙耶 国分佐智子 薫ちゃんこと亀山薫(寺脇康文)が、妻(鈴木砂羽)と住む家を購入した。(余談ですが、薫ちゃんはいつ結婚したんだろう?)その家が凄い! 180坪のサウナ付き豪邸である。おまけに、前の住人がオカ…

シーズン5スタートスペシャル「杉下右京最初の事件〜22年前の夜の秘密」

おー! 嬉しいな、右京さん(水谷豊)とかおるちゃん(寺脇康文)が帰ってきたゾ。ここのところ動物にまつわる悲しい事件が続いて、また自分の周りにも猫たちや犬たちの辛いことがいろいろあって、淀んでいたので、『相棒』の新シリーズは私にはメデタイ限り…

最終回スペシャル『桜田門内の変』

「あ、お気に入りの監督、和泉聖治さんの演出だ。」とすぐにわかるテンポで、右京さんと薫ちゃんが、若い女性を狙った猟奇事件の殺人犯人『藤木孝』を追いつめるところから、最終回スペシャルははじまる。この藤木孝がいいんだよなぁ。この俳優さんは、ずう…

七人の容疑者

今回のドラマは、はじまってから、(監督さんがこれまでの人と変わった?)と思った。これまでの演出は、人間模様が入り組んでいてもシンプルに描いていたけど、今回は複雑にしていっていたからだ。でも、迷路の中での謎解きのような展開、いい雰囲気を醸し…

ついてない女 感想2

昨夜、『相棒』の感想を書いたのだが、肝心の場面を観ていないので、パズルの最後の駒を失くしているようなもどかしい感覚が残っていた。そしたら今日、ネモ船長さんが、肝心の場面をコメントして下さり、感覚的に最後の駒がピタリとはまった。「わ、嬉しい…

ついてない女

病人の介助のある身では、9時からの番組を冒頭からちゃんと観ることはなかなか出来ない。水曜日は相棒が観たいので夫の就床を早めに準備したいところだけど、そういうわけにも、ね。というわけで、今夜も事件の発端を完全に把握していない。女(鈴木杏樹)…

節約殺人

今回は、伊藤かずえさん演じる、売れっ子節約コメンティーターの殺人。伊藤さんは、テレビで引っ張りだこの『節約コメンティーター』だ。冷蔵庫の扉の内側にビニールを張っておくことや、冷蔵庫内の電球を取り外して電気代を浮かす術を、視聴者に伝授して人…

告発の行方

国会議員の収賄の告発記事を書いたジャーナリストが殺害された。がこの時点では、記事は議員のありふれた身上記事のようなつまらないものだった。右京さんは、そのジャーナリストの著書を通して、彼が本来は正義感に裏打ちされた鋭い視点と思考を持つ人だと…

天才の系譜

今回の相棒は、天真爛漫な姪の出現で、思わぬ右京さんのオジバカ面が見れて一層楽しかった。そして、下町を舞台にした人情ドラマになっているのも新鮮だった。人情物とは言っても、そこは右京さんと薫ちゃんだから、都会的な洗練は損なわれていず、歯切れの…

殺人セレブ

タイトルや予告編からして、かなり軽いドラマになるのかなと思っていたけど、なかなかどうして、心の満たされないセレブ志向の主婦の空疎感を横軸にして面白かった。殺された主婦と、殺した夫、互いのいかにも心にぽっかりと穴が開いた日常性はリアルで身に…

アゲハ蝶

認知症の夫は、就床してすぐに眠った場合、またすぐに目覚めてその後徘徊になってしまうことがある。そこで今夜は、9時前にベッドに入った夫に、「今夜はお気に入りの相棒のある日だから、ハイカイしないでね。ハイカイしても私知らん顔してるからね。」と…

緑の殺意

今夜は夫の介護にしんどいことがあり、目下気分がブルーで詳しく感想を書く気がしないのだが、『相棒・緑の殺意』は面白かった。元アイドルで現在野菜作りをしている春菜という女性の”殺意”を私はよくわかるなぁ。野菜畑の七瀬なつみさんは、いかにも野菜を…

元日スペシャル『汚れある悪戯』

ある清廉な人柄で知られる大物経済人の息子がたくらんだ誘拐事件を発端に、人間の理性の陰部にひそむおぞましいパワーを描き出して、二時間半を面白く観た。(介護中の夫の介助が合間に入るので、なかなか集中はできなかったが。) 葉月里緒奈がさえないOL…

殺人生中継

夫がぐずって就床しないので、放っておいて相棒を観る。ドラマの出来は筋もトリックも、劇中で右京さんが言うとおり、古い手段そのままに見えすぎて意外性はなかったが、いいんだ! 右京さんと薫ちゃんが健在なら。来週を楽しみにしよう。

真実はいかに闇に隠しても

昨夜、相棒『冤罪』の感想を書いたが、一番書きたかったことを忘れていた。 劇中、右京さんが言う。「真実はいかに闇に隠しても、いつか必ず白日のもとにあらわれる。」 この言葉は、私は実は支えともしている言葉であった。無防備に、しかも自分なりの、極…

冤罪

無実の罪をかぶせられるほど苦しく悔しく無念なことはなく、人を陥れるほど恐ろしい罪はない、とかねがね思っている私は興味深く観た。面白かった。このシリーズは右京さんと薫ちゃんのキャラクターが完璧に出来上がっている上で、事件の筋書きや人間関係を…

監禁

推理ものやサスペンスものは出だしが肝心なのに、介護をする立場の者としては夜の9時にテレビの前に座れるというのは稀なことで、今夜の相棒も途中から観ることになってしまって残念。私がテレビをつけた時には場面はもう事件はおこっていた。それでもなか…

波紋

今日のドラマは、終盤の重要人物のセリフ、「お金にむらがる人を、高みからみてみたいと思った。」をテーマに、自室のポストに六百万円が投げ込まれた、と交番に若者が現れるところからはじまる。若者は、「お金は俺のお金を盗んだ奴が、お前のポストに投げ…

『悪魔の囁き』『殺人ヒーター』

先週は辛いことがあって、身を入れてドラマを観ることはできなかったのだが、このドラマは感想を書いておこうと決めているのでそうすることにする。 +先週の『悪魔の囁き』 これはその前の週の後編であった。友人からの悪い知らせがあった日だったので、夫…

密やかな連続殺人

今回のシリーズの中で最も面白く観た。殺された女性の片耳のピアスがなくなっていることから、仄暗い独自の”夢想”を形に成そうとした殺人と、我らが右京さんは推理し、やがてかって殺人事件の容疑者とされたことのある、元売れっ子の塾の講師を犯人とにらむ…

今週の相棒

今週はサラリと筋追いで終わっちゃいましたね。七人の男たちが犯人という設定なら、やはり一人一人の心理を描かなくては、ドラマとしての深みは出ませんね。でも、来週も観ますよ。

『殺人講義』を観る

夫がつけっぱなしにしていたテレビを消そうと画面を見たら、相棒をやっているではないか。そうか、今日は放送日であったか。・・・と途中からになったが観れてよかった。 この回は石橋蓮司が相棒コンビに対する主役。やっぱ対抗主役が存在感があると、ドラマ…

相棒

相棒が始まった。このドラマがお気に入りの私は嬉しい。夫の介助の必要な時間帯だから、じっくり観ることはできなかったのだけど、だいたい観ることが出来た。どうも、いまいち・・・の気分。ドラマの重要な登場人物、閣下・・・あれミスキャストじゃないか…