今日もプチ日記で気晴らし

★犬の散歩
散歩にはまず森に入って、それから森の外を一周するのだけど、森の中で呼ぶと戻る賢い子は放していた。(呼んでも戻らない子はアホというわけではないけど。)放すことができるととても楽なのである。散歩は、二匹づつか三匹づつに、何度も行くのだけど、綱引き状態で最低でも三時間は歩くことになるので、心身ともにボロボロになってしまうのだ。それで、何匹かの犬は、様子をみながら森で放すのである。でもなかなかこちらの思うようにいかない。畑に入ってしまう犬もいる。


そこで、もう犬は放さず、朝のうちと、夫をディに迎えに出る前の二回にわけて、散歩に行くことにした。午前中一時間半と午後二時間ほどで全部の犬の散歩が終わる。


午後の部が終わって、これから夫を迎えに行くのだけど、さっき、あまりの疲れに、苦虫噛み潰した顔でぷんぷんとした勢いで歩いていたら、近所のNさんのうちの子供さんが学校から帰ってきたところで、私に、「こんにちは。」と挨拶をしてくれた。その子の姿が木立で見えなかったものだから、私は不意をつかれた格好になり、苦虫噛み潰した顔を緩めるヒマがない状態で、「こんにちは。」と挨拶を返してしまった。Nさんのお子さんは、まるで私が挨拶されたのを怒っているように見えたんじゃないかしらん。ああ〜、トホホホ。Nくん、ごめんね!


★そこで、森なのだけど、今の季節の森は、まさに音楽の調べに満ち溢れている感がある。緑萌えはじめた美だけではない。あらゆるところで見える生命の息吹は、雑草や名も知れぬ花となって清らかな音色を奏でる。


私は今日は、死にたいくらい嫌な日であったのだけど、森に入り、知らず知らずにその音色を聴いていると、心がほのぼのとほのぼのと柔らかくなっていく。もう、自分ばっかりをダメと思うのはやめよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー