柳生十兵衛島原の乱「慈父の剣」

柳生十兵衛は村上弘明、今回の剣の相手は竜雷太。竜雷太の妻は藤村志保、竜雷太を島原に行かせようとする男（何者？）が高島政宏、竜雷太と藤村志保の一人息子の妻が（ああ、好演だったのに名前度忘れ）、一人息子を殺して公金横領の無実の罪におとした男がデビッド伊東、それから、私の友人の志賀圭二郎さんも出演。

今、堀江さんが出てこられたニュースをやっているので、気が散っていけないので一言だけ。このドラマ、面白かった。竜雷太と藤村志保、二人の、狡猾な男に諮られて非業の死をとげた一人息子の妻の三人が、じいっと人生の不条理を耐えているという風情が胸を打った。竜雷太が死を覚悟して十兵衛に闘いを挑む時、「みんな死にたいのだ。」と言う言葉が胸に響き、私はどおっと涙を流してしまった。
竜雷太の全てをのみこんで闘う村上弘明もスケール大きく素晴らしかった。

高島政宏の鋭い表情も様になっていて素敵でしたね。爽やかな役しか知らなかったのでびっくりしました。デビッド伊東さんは、狡猾な男をやらせたら右にでるものがいないぐらいいやらしかった。それもスゴイよね。

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