昼ドラ『偽りの花園』Ⅱ

ここのところ忙しくて、昼ドラ『偽りの花園』を観れなかったが、昨日、久々に観た! ジャーン! 物語は複雑な展開を経て大分進んでいるようだ。


私が知っているところまでをざっと書くと、
ヒロインのみねこ(遠山けいこ)は、千葉の網元の夫婦に育てられてきた孤児。もう一人のヒロインみわこ(上原さくら)は、伯爵早瀬川と当時芸者だった今陽子の間で生まれ、その後、今陽子特高警察官と結婚して二人の子として育てた娘で、みねことみわこは乳姉妹である。
美しく成長したみねことみわこは、同時に一人の男性を愛し、みねこがその男性と結婚することになる。ところが祝言の日、みわこがその男性と心中してしまう。みわこの遺体は見つからなかったが、状況から死んだと思われる。
その後、みねこは、今陽子に現在経営している料亭に来ないかと言われ上京して今陽子特高警官の家に住むことになる。
甲斐甲斐しく働くみねこ。そして、顕彦(あきひこ)という男性と知り合い惹かれる。あきひこは権力から思想犯として睨まれている作家や演劇人と交友がある。まもなく、あきひこは思想犯の疑いで警察に捕まる。


この頃、みわこの父親である伯爵早瀬川が、今陽子に、「娘を引き取り婿をとり、早瀬川の跡継ぎにしたい。」と言ってくる。今陽子は、娘のみわこは死んだと言えず、みねこを娘として早瀬川に行かせる。名前は改名してみねこになったと告げる。
早瀬川と妻の山口いづみは、みねこを大事にするが、みねこは幸せではなかった。みねこの姉にあたる早瀬川家の長女が、男爵家に嫁いでいたのだが離婚して戻ってきており、みねこの夫はその男爵家の二男であり、なんと、離婚して戻っている姉と深い関係であるのだ。しかも、その姉はみねこの夫の子供を宿し、みねこに偽装妊娠させ、自分が生んだ子供(しんいち)を、みねこが生んだ子供とするのだ。


心が塞ぐみねこであるが、しんいちを実子として懸命に育てる。その最中、運命の展開となる。自分が愛したあきひこが、早瀬川の息子であることがわかるのだ。つまり、みねこは兄を愛したことになる。だが実際は、みねこは早瀬川の娘のみわこの替え玉だから血縁関係はない。これを知っているのは、みねこと今陽子の家の人間だけだ。
とは言うものの、みねことあきひこの関係が他の人に知れれば、兄と妹が愛し合ってると思われ受け入れられないことになる。
実際姉と夫はそれを知り、みねこをいじめる材料とするのである。


私が知っている筋は以上までであった。この筋も、とびとびに観た上で推測が入っているので違うところもあるかも知れない。キャストもあいまいである。そこで本当の物語の展開とキャストを知りたい方は、『偽りの花園』は公式ホームページをご覧になって下さい。
http://www.tokai-tv.com/itsuwari/


さて、昨日しばらくぶりに観てみると、物語はこのようになっていた。
みねこはあきひこの娘ひかるを連れ、今陽子の家に戻っていて、現在妊娠中である。おなかの子供もあきひこの子供であるらしい。・・・ここから推測するに、刑務所に入れられていたあきひこが出所していて、みねことあきひこは血縁がないことをわかった上で愛しあっていたようだ。あきひこは今は満州に行っているらしい。(なんでこうなったかはわからない。)
早瀬川の家では、姉と、みねこの夫が、山口いづみ(母)に、自分たちは夫婦同然の生活になっていること、みねこの実子をしていたしんいちは、実は自分たちの子であること、だから自分たちは正式に夫婦になりたいと申し出ている。驚く母。部屋の外でこの顛末を聞いてしまった父の早瀬川伯爵はショックで倒れる。
病床の伯爵に、妻の山口いづみは、みねこはあなたの子供ではなかったこと、そして自分たちの息子のあきひこと前から愛し合っていて、すでに娘ももうけていることを打ち明ける。


伯爵は一人で今陽子の家におもむく。娘のみわこが死んでいないこと、みねこを替え玉にしたことを詫びる今陽子。許す伯爵。伯爵はそれよりも、みねこにあきひこと結婚して、家に戻って欲しいという。伯爵夫婦は、みねこの心根の優しさを娘として深く愛していたのだ。
伯爵は孫になるひかるに会い、幸せそうに頷く。感激するみねこと今陽子
だが、この後、家に帰った伯爵は息をひきとる。葬儀に行ったみねこと今陽子を、姉はけんもほろろに追い返す。「待って!」と必死で呼び止めようとする母(山口いづみ)。心引かれながらその母の顔を見つめながら去るみねこ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続きは本日13時30分より ああ、疲れたゾ・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー