朝ズバより

■高校生放火三人死亡事件
高校生は、医者の父親から厳しく勉強を強いられ、全てをリセットしたくなった、と供述しているという。この少年は祖母(父の母親)を慕っていたいわゆるおばあちゃんっ子であったそうだが、父親は子供の頃、この祖母に医者になるため勉強を厳しく強要され、そのことがトラウマになっていたという。


日銀総裁の儲け方
日銀総裁福井氏が、村上ファンドにお金を預けて増やした、というニュースが出た時、『個人が自分のお金で正当に増やしたのなら騒ぐことはないのではないかなぁ』と思えて、みんなが辞任、辞任と騒ぐのがよくわからなかったのだが、その後、1000万円を預けて2500万円近くになったという報道があり、この時は私も反発を感じてしまった。『このご時世にそんなに儲けるって、総裁の立場があってのこと? なんか許せないな、フン!』・・・でも、こう思うって、なんと言うか、ウラヤマシイというか、ネタマシイというか、そんな感じが自分におこったんだよね。日銀総裁の品性や道徳性を問いたいということと、自分の妬み根性が言わせることの境界はわかっていたいと思う。


■生きたまま埋めた
女性問題をめぐってのトラブルから、顔見知り(友人?)であった男性を二人、集団で暴行した後生き埋めにしたという事件。何かの事情や問題があって、トラブルがおき、喧嘩になり、行き過ぎた暴力になる、というところまでは理解できる。怒りや悲しみや悔しさが、瞬間的に相手への憎しみをかきたて、それを制御できないことがある弱さは誰もが持っているだろうと思う。だが、生きたまま埋める・・・ここまでの憎悪は、理解することができない。ただ恐ろしい。こんな想像をしては不謹慎だが、集団で痛め付けて弱ってる人をそこに置いて、穴を掘り、埋める、この間は大変な手間がかかるわけで、途中で、こんなことをしてはいけない、と冷静にならないか?! 怒りの瞬間に思わず刺してしまう、ということと違うのだ。どうしたんだ、いったい。