サッカー女子W杯 北朝鮮の選手の怒り

2007年女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジア・カップ準決勝、中国対北朝鮮の試合で、北朝鮮が同点ゴールを決めたが、オフサイドと判定された。すると、それを不服として北朝鮮の選手が審判員に蹴りを入れるなどの暴力行為を起こし、三人の北朝鮮の選手が、30日に行われる日本との3位決定戦で出場停止処分となった。
今日はラジオでもこの事件を何度も取り上げていた。ネットでもいろいろ記事が出ている。
どれも、北朝鮮の選手の行為を非難するニュアンスで、殆どの人が彼女たちに同情しているようではなかった。


正直言って、拉致問題やミサイル問題に影響されて、北朝鮮は嫌われても仕方がないという偏見を私も持っている。
だが、今回のような結果になったことには釈然としないものを感じている。私はサッカーのルールに詳しくないのだが、今回の判定は本当にオフサイドだったのだろうか?
もし審判のミスジャッジだったら、血気盛んな選手が怒りまくるのはわかる気がする。
選手はオフサイドではない、という確信があるのに、オフサイドとされたら、どこの国の選手もあのくらいの怒りは露にするのでは? 何か、あの行為が、北朝鮮独特の異常な意味があるというような決め付けの雰囲気になっているのはついていけない。
ミスは何にもつきものだし、審判の間違いもあるだろうが・・・まさか作為ではないでしょうね?