長野県駒ヶ根の友人の知事選

夕べやっと駒ヶ根の友人と連絡がつき、知事選のことや、”【駒ヶ根に想う】 駒ヶ根市から社会を理解する”さん(http://d.hatena.ne.jp/komachan/)の話をすることが出来た。


彼女は元気そうで、お母様のショートスティの間に、別のところに住んでおられる娘さんの家でお孫さんの世話をしていたそうだ。ご主人もお母様もお元気と聞いてほおっと安堵。


そこで、県知事選挙のことを訊ねたら、やっぱり、田中さんの落選を落胆していた。
「県内では、駒ヶ根とおかやだけが田中さん支持が上で、あとはみんな下だった。途中でテレビを観るのも辛くなった。」と言っていた。
彼女は、現在、施設に入所している認知症のご主人の見舞い、自宅介護のお母様のお世話、お母様が大事にされていた広い田畑の仕事も受け継ぎ、その上で子供のケアの活動もされてるようだ。そうした自分の範囲の中で、田中さんの応援をして、彼女の周りの人はみんな田中さん支持だったということである。
「長野の人たちは、大事なものを捨てた、ということなのよ。もう少し田中さんを信じて欲しかった。」と言っていた。
彼女は、二十代から市の幼児教育の中心になって働いてきた人で、現在は自分の家庭が大変な中、障害をもった人たちに関わった活動をされている。その彼女から見ると、田中さんの視点は、当事者そのものの側に立って非常に人間らしい暖かさがあると言う。
「今後、またもとに戻り、もっと悪くなるかもしれない。高みから与えてやる、というやり方にね。」
と、彼女は寂しそうだった。


その彼女に、諦めずに”駒ヶ根市から社会を理解する”活動をしている人がいることを話したら、「へぇ、そうなの?誰だろ?」と興味津々だった。もしかしたら彼女とこの会の人たちは、どこかでつながっているかも知れない、とそんな気がした。