滋賀県の動物行政から思うこと

滋賀県が引き取りたいと申し出ている人がいるのに譲渡をせず、あくまで”殺処分”というものをしようとした、という情報には本当に驚いた。”殺処分”は、引き取り手がいず、仕方なくしていることで、引き取り手がいれば、犬のために喜んで譲渡をされる、と思っていたからだ。(いや、この言い方は欺瞞だ。そう思いたがっていたのだ。)
とにかく、滋賀が、”引きとりたいという人がいるのにその人に渡さない”と言ったことは、『日本の動物行政はやっぱりこんなもんなんだな』と深い虚無と不信が新たにわいていた。
私は、目の前で苦しんでいる猫や犬にあった時、ただただ、『なんとか救いたい』という気持ちだけで二十数年生きてきた。この間、どれほど行政側に失望してきたことだろう。痛め付けられたことだろう。


でも、今回のダックスフンドの無事の結果は本当によかった! 嬉しい。
滋賀の知事が動いたらしいことは、本当に素晴らしいですね。
ということは、今後、滋賀の動物行政は改正される可能性が大きいだろうと考えるからだ。
そしてそれは、他の県にもいい影響をもたらすだろう、と思うからだ。


ところでこの件で、
日本にアニマルポリスを誕生させようの管理人さんは、知事と動物指導センターにお礼のメールを、と言っておられます。
メールの送り先は、↓のアニポリさんのHP,ブログにあります。
http://www.animalpolice.net/ 
ブログhttp://blog.so-net.ne.jp/animalpolice_net/


正直に言いますが、私は普段は折につけ、お詫びやお礼の気持ちは持っている人間です。
が、行政にはそういう気持ちは感じないことが多いです。
彼らは当然のことを怠り、其の上傲慢で思いあがって、生き物の生命など物のように思っている、と感じてきたことが多いことと、彼らがすべき当然のことをしないできて、それを何かでしたからといって、なんでしてもらった、と考えなくてはならないか、と思うことが多かったからです。
なにしろ、いじめられましたからね。本当に動物を懸命に守ってきた者は、行政とは手を結ぶなどできねーゾ、と思うところがあるくらいです。中途半端に手を結んでいると、結局は愛護運動も権力の下の権力になってのうのうとしている存在になるのでは? と感じているくらいです。
でも、やはり、今回はお礼を言っておきましょう。なんたって、譲渡をしてもらった、んですからね。(笑)・・・この私の言い草、行政関係や、行政べったりの自称愛護家が見たら、また陥れまくられるかも。(笑)・・・それが怖くてこんな生活やってらるか! ベラボーメでネ。・・・あぁあ、動物行政や動物問題になると、突然豹変する私。人間、不当にいじめられ続けるとこんなに歪む、のテキストみたいでしょ。(笑)

それはさておき、
何かを救う、ということに繋がる記事は、一人でも多くの人が、おのおのそれを出していった方が、その動物のためにいいという思いで、情報の転載をその旨記事元を明記してここにも出していましたが、転載は許可されていないようですので、今後は転載はしないつもりです。
動物たちの情報を知りたい方は、『アニマルポリスを誕生させよう』(↑にURL記入)さんをご覧になるといいと思います。