譲渡されたダックス親子の続報

『日本にアニアマルポリスを誕生させよう!』の管理人kanakoさんから、ダックスフンドの親子の続報が届きましたので、心配されている方のために転載させていただきました。悲しい報告も含まれているのですが、事実は受け止めなくてはなりませんから。
kanakoさんのブログには、治療を受けている親子の写真もあります。
URLは http://blog.so-net.ne.jp/animalpolice_net/

ーーーーーーここからkanakoさんのメールーーーーーーー
<<続報!!>>
 がんばれ!おかん!!
 滋賀県動物保護センターから譲渡されたダックス親子
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ブログでは、いち早くお伝えしましたが、
皆様のお力添えで滋賀県動物保護センターから譲渡されることになった
ダックスの親子ですが、
大変残念なことに、子犬の1匹は譲渡される日の朝、センターで、
もう1匹は譲渡先の動物病院の獣医師の懸命の治療の甲斐もなく
亡くなりました。
パルボに感染していて、すでに末期症状だったのです。
センターでは、譲渡できない理由に
「遺伝性の皮膚病だから」と言っていましたが、
遺伝性の皮膚病以前に、伝染性のパルボに感染していたのです。

せっかく、助け出したのに!!
悔しい想いでいっぱいになりながらも、
「母犬だけでも必ず生き延びてほしい!!」と、
必死の治療・看護が続けられました。

そして今、母犬は順調に回復しています!!
「おかん」と病院内で呼ばれるようになり、
たくさん食事を食べ、日に日に元気になっています!

今回、このダックス親子の命を救うために奔走してくださったのは、
奈良県の新庄動物病院 今本獣医師です。
新庄動物病院のホームページはこちらです↓
http://www5c.biglobe.ne.jp/~sah/

この中のブログで、ダックスのレスキューの報告がされていますので、
ぜひご覧いただきまして、
頑張ってる「おかん」と今本獣医師に、メッセージを届けてくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/shinjo_ah/archive/2006/9/13

この日のブログからです。

その1匹を救ってなんになる?!
殺されている犬、レスキューされない犬がたくさんいるのに、
と批判・批評してくる人がいます。

でも、それは違う。。。

「生きて!!!」

おかん!頑張れ!!
あなたの命の向こうに、たくさんの無惨な命がある。
そのことを輝き生きてくれるあなたの命が
出会う人々に伝え続けてくれる!
おかん!頑張れ!!
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その1匹を救ってなんになる?!
殺されている犬、レスキューされない犬がたくさんいるのに、
と批判・批評してくる人がいます。

このようなことをわざわざ言う人がいるのですね。
kanakoさんは、”それは違う”と書いていらっしゃいますが、私も同感です。


私たちは、神でもスーパーマンでもない、ただの非力な人間の一人です。
非力な人間ができるせいいっぱいのことは、今、自分の前で苦しんで「助けて」ともがいている存在や、目の前にいなくても、悲惨な実状を知ってしまった、その時に、何とかして救いたい、そして安心してくつろげるようにしてやりたい、とその一心だけで夢中で手を伸ばす、それに尽きるのではないでしょうか。私はそうです。


『その1匹を救ってなんになる?!
殺されている犬、レスキューされない犬がたくさんいるのに』
と思う方は、そう思われるのですから、あなたはそうすればいいことです。後先考えず、今、そこにいる悲惨な存在を、懸命に助けようとしている人に、なんで石をなげることがあるでしょう。
もっとも、あなたがどんな石を投げようと、救う人はひるむことなどないでしょうが。


もしあなたが、私がレスキューできない動物・生き物を救おうとする人でしたら、私はここで今書いた、あなたへのアイロニーをこめた言い草を悔やみ反省し、あなたを心から尊敬し感謝を惜しみません。