猫の部屋と仕事部屋の引越し

我が家は猫がたくさんいるので、猫たちは四箇所にわかれて住んでいる。
オッポ、ミーコ、ベア、ソックス、ハクはサンルーム。ここは庭の一部とつながっている。その部分とサンルームごとをゴルフ場のようにネットで覆っている。
バーコ(行方不明中)とシロは寝室。(ここは廊下の全部、洗面所、玄関、二階の階段などにも自由)
チャパとルルは二階の和室。(ここはベランダと庭の物置の屋根に長い猫用階段棒が立ててあるので、それを伝って外との往来が自由)
マル、バンタ、ホアホア、グレタ、ミミタ、チャピ、トモは食堂である。朝になると、寝室や廊下の方へとも自由に行き来ができるようになる。
他に、森を中心に、我が家の物置にいる猫のチビ(行方不明中)、ハナ、クロたちがいるが、今回は森の子らは関係なのいのであるが。


さて、その食堂部の猫たちは、ついこの前まで、森や田でメヤニグチャグチャでいた子らであったが、今やもうマルとバンタは不妊手術も終わったほどの年齢になり、他の子らもまもなくそうなる、というほど立派に成長した。
と、食堂がどうにもならないほどになってきた。食事の支度をするのも苦痛なくらいである。
そこでとうとう、私がこの家に住んで十五年間慣れ親しんだ居心地のいいお気に入りのリビングをマルたち7匹の部屋にして、私と、ここで哺乳瓶で育ててきたサバは、二階の本部屋になっている洋室に移ることにした。
パソコン類、資料、本などをみんな運び、機器の設定をしなおし、サバの暖房のためにパネルヒーターも運び、引越しが終わった。大変だった。リビングにこれまでおいていた膨大な本や資料などを置いといたら、悪戯盛りの身体の大きな力のあるバンタたちにあっという間にダメにされるのはわかっているから、全部二階へ運ばねばならず、ちょっとした外への引越しと同じくらいの労力であった。
そして何日か前から、私はサバのいる二階に仕事をする時、ネットをやる時、本を読む時、とにかく一日に何回も二回に上がり、下りするようになったのだ。
これがもう体力使う!!! 引越しの疲れもさるものながら、日常の二回への上り下りのしんどさ!!!


そして、サバちゃんが、体重も森で見つけた時の10倍になり、チョコマカと身軽に動く回るようになり、パソコンをつけたままにしておくと、そこにあがって悪戯三昧。原稿を書きかけたまま下に降りてまたあがってみると、サバが何をしたのか画面が妙なことになっていたりする。
とにかく、てんやわんやの日々でございますダス。
その疲れも加味してか、ちょっとしたことでひどくこたえてしまったりするこの頃でございますダス。