身動きとれなかった犬のその後

一昨日から、右耳の下が腫れ、会う人会う人に、「おたふく風邪?」と訊かれるしまつである。
ただの疲労だろう。でも触ると痛みもあるし、とにかく体調が不調である。しんどくてならない。


そんななか、この前このブログ『虐待と思う』に書いた犬が気がかりで、今日(昨日)スーパーに行った帰り、あの犬のいる道筋を回った。また足が地面につかないようなつなぎ方をされていたらどうしようと、もお胸が重くてならなかった。
・・・・・と、ちょうど家から、この前のおばあさんではなく、おじいさんが出て犬の傍に行っているところだった。犬は、布製のロープを、洗濯干しの支柱につなぎなおされていて、ロープが支柱にぐるぐる巻きになっているのを、そのおじいさんが直そうとされているように見えた。そして、その犬は、おじいさんに盛んに尻尾を振っていた。おじいさんが笑顔でそれに応えていらっしゃるのも見てとれた。


その光景を見たとたん、胸の重さがすうっととれて、涙が滲んできたほど嬉しかった。
『犬は愛されているのだ!』
『神様は、今日はこんな素晴らしい恵みを下さった!』