最終回 永遠の夫婦

山内一豊上川隆也)が脳卒中で倒れる。献身的に介護をする千代(仲間由紀恵)。一豊は一時回復し、左半身が不自由ながらも、家康への忠節を形に表すなど山内家の安泰のために尽くし、ついに死を迎える。
・・・ここまでの夫婦の姿を細やかに丁寧に描いている。上川隆也は明らかにこのシーンのために減量したのだろう頬のこけ方を見せ、また仲間由紀恵は美しいながら落ち着いた深い眼差しを見せ、永遠の夫婦と呼ぶに相応しい演技だった。一年間楽しませて下さりありがとうございました。お疲れ様でした。


それにひきかえ、淀君永作博美)は哀れな末路となった。死ぬのを嫌がり、家来に殺されるのである。永作博美淀君は、これまでにない新しいタイプの淀君となるのかと期待していたのだが、ただの浅はかな女となってしまって残念だった。何であんな淀になってしまったのでしょう?
寧々(浅野ゆう子)も、もっと影響力のある重厚な人物になっていくのかと思ったが、ただの噂好きに終わった。
このドラマは、信長が生きていた頃が華だったかなぁ。